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テイクレーンの使用

トラックのテイクレーンを展開する/折りたたむ

トラックのテイクレーン・ボタン をクリックします。

既存のクリップが親トラックから個別のテイクレーンにすべて移動されます。

ヒント：カレントトラックでテイクレーンの表示と非表示を切り替える場合は、Shift+Tを押します。

テイクレーンは、トラックごとに展開と折りたたみができます。

A：展開されたテイクレーン  B：折りたたまれたテイクレーン

テイクレーンが展開されている状態で、クリップを別のテイクレーンにドラッグして移動させることができます。この場合新しいテイクレーンは自動的には作られません。

メモ：トラックビューのオプション｜オートクロスフェード有効/無効が有効になっている場合でも、別レーンのクリップにはクロスフェードはかかりません。同一テイクレーン上で重なった場合のみ、オートクロスフェードが効きます。

テイクレーンとオートメーションレーンは同時に表示できます。テイクレーンは常に親トラックの直下に表示され、オートメーションレーンはそのテイクレーンの下に表示されます。

テイクレーン・ボタンには3つの状態があります。

折りたたまれた状態（既存のレーンなし）：ボタンはハイライトされません 。

折りたたまれた状態（1つ以上の既存のレーンあり）：ボタンが薄い青色になります。

展開された状態：ボタンがはっきりとした青色になります。

新しいテイクレーンを挿入する

1.	トラックのテイクレーン・ボタン をクリックします。

2.	既存のテイクレーンで、テイクレーンを追加ボタン をクリックします。

クリックしたレーンの下に新しいレーンが作成されます。新しいテイクレーンには、自動的にT1、T2、T3という名前がつけられます。

レーンを削除する

レーンのテイクレーンを削除ボタン をクリックします。レーンが削除され、既存のクリップもすべて削除されます。

トラックの空のテイクレーンをすべて削除する

1.	トラックのテイクレーン・ボタン をクリックします。

2.	コンプクリップ（コンプクリップを参照）を右クリックして表示されるメニューで、空のテイクレーンを削除を選択します。

レーンを並べ替える

レーンで空のスペースをクリックし、そのレーンを目的の位置まで上または下へドラッグします。

レーンのサイズを変更する

レーンの下の境界部分にマウスポインタを移動させ、カーソルが に変わったところで、上下にドラッグして目的のサイズに調整します。

レーンのサイズを変更すると、同じトラックにあるほかのすべてのテイクレーンとオートメーションレーンが自動的に同じ高さに変わります。

境界線を上下にドラッグしてレーンのサイズを変更します。

テイクレーンをミュートまたはミュート解除する

テイクレーンのミュート・ボタン をクリックします。

テイクレーンごとにソロにする

テイクレーンのソロ・ボタン をクリックします。

実際には、一度に1つのテイクレーンだけをソロにできます。

メモ：テイクレーンをソロにすると、クリップのミュート（部分的なクリップミュート）が無視されます。

テイクレーンを録音待機にする

テイクレーンの録音待機ボタン をクリックします。

実際には、一度に1つのテイクレーンだけを録音待機にできます。

メモ：録音中にトラックのテイクレーンが親トラックに展開されると、録音されたデータは録音の停止後に新しいテイクレーンに移動されます。

ループ録音時にテイクごとに別テイクレーンに録音する

1.	編集｜環境設定｜プロジェクト｜録音を選択するか、録音ボタンを右クリックして録音設定にアクセスします。

2.	録音モードをサウンドオンサウンドにします。

3.	全テイクを1つのトラックに保存を選択し、OKをクリックします。

4.	テイクレーンを表示するには、ターゲットトラックのテイクレーン・ボタン をクリックします。

5.	親トラックの録音待機ボタンをクリックします。メモ：既存のテイクレーンではなく、親トラックを録音待機にすることが大切です。

6.	ループ区間を指定し、録音をはじめます。

7.

録音を停止します。

レーンを選択する

テイクレーンの左上をクリックします。

トラックにあるすべてのテイクレーンを選択するには、次のいずれかを実行します。

いずれかのテイクレーンの左上をダブルクリックします。

親トラックのトラック番号をクリックします。

テイクレーンでクリップオートメーションを編集する

1.	トラックのテイクレーン・ボタン をクリックします。

2.	テイクレーンの編集フィルターをクリックし、クリップのオートメーションにポイントして、目的のクリップオートメーションのパラメーターを選択します。作成されたエンベロープが、メニューの上部に太字で表示されます。

3.	グローバルツールを使用してオートメーションエンベロープを編集します。詳細については、ツールを参照してください。

関連項目：

クリップのミュートとアイソレート（ソロ）

複数のトラックで特定のテイクレーンコントロールを編集する

クイックグループ機能を使用すると、複数のトラックで同じテイクレーンコントロールを簡単に調節できます。たとえば、T2という名前のテイクレーンをすべて瞬時にミュートできます。ミュート、ソロ、録音待機、編集フィルターのコントロールでクイックグループ機能を使用できます。クイックグループ機能では、すべてのトラック、または同じ種類の選択したトラックのみを調節できます。クイックグループは、Ctrlキーを押すだけで、すぐに作成できます。

クイックグループ機能は、同一トラックにあるレーンではなく、異なるトラックにある、元の同じ名前を持つレーンで使用できます。テイクレーンはすべて、名前を変更しても元の名前を保持しています。たとえば、元の名前がT2というテイクレーンは、その一部の名前が変更されてもすべてグループ化されます。

次のいずれかを実行します。

すべてのトラックで同じコントロールを調節する：Ctrlキーを押した状態で、選択されていない任意のトラックのコントロールを調節します。他のすべてのトラックの同じコントロールが自動的に調節されます。

選択した複数のトラックで同じコントロールを調節する：調節するトラックを選択し、Ctrlキーを押した状態で、選択された任意のトラックのコントロールを調節します。選択された同じ種類の他のトラックの同じコントロールが自動的に調節されます。

たとえば、元の名前がT2というすべてのテイクレーンで編集フィルターを変更する場合は、クイックグループに含めるトラックを選択し、Ctrlキーを押した状態で、選択したT2という名前のレーンで編集フィルターを調節します。

クイックグループ機能を使用してコントロールを調節する場合、調節される各コントロールに一時的にグループの色が表示されます。

クイックグルーブの詳細については、クイックグループを参照してください。

 

関連項目：

テイクレーン

テイクレーンコントローラ

 

関連項目：

クリップのミュートとアイソレート（ソロ）

コンピング