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コンプクリップ

複数のテイクレーンを表示するとき、親トラックにはトラック内でミュートされていないすべてのクリップを重ね合わせた形でコンプクリップが表示されますが、実際は、オーディオデータやMIDIデータがコンプクリップに存在しているわけではありません。テイク間にタイムギャップがあれば、1つのトラックに複数のコンプクリップを入れることができます。

テイクレーンを非表示にするとコンプクリップも非表示になり、テイクは通常のクリップとして表示されます。

各コンプクリップには青色の統一ヘッダーバーがあり、これにより複数テイクを1つのグループとして選択して移動できます。クリップの背景色は、通常のクリップより少し暗い色になります。

コンプクリップはトラックの非ミュートテイクの視覚表現

A：コンプクリップ  B：テイク

1つのコンプクリップに複数の範囲を含めることができる

A：アイソレートされたテイクの範囲  B：空の範囲（ミュート解除されたテイクなし）  C：複数クリップ範囲  D：アイソレートされたテイク  E：ミュートされたテイク  F：クロスフェード  G：コンプクリップの統合ヘッダー（クリックしてすべてのテイクをグループとして選択または移動）  H：複数クリップ範囲（複数の重なり合うミュート解除されたテイク）

コンプクリップには、次のセクションがあります。

統合ヘッダー：コンプクリップを識別しやすくする青色のヘッダー。ヘッダーをクリックすると下線が付いたテイクがすべて選択され、ヘッダーをドラッグするとすべてのテイクが1つのグループとして移動されます。

アイソレートされたテイク範囲：単一のアイソレートされたテイクのクリップデータを表示します。他に重なり合うミュート解除されたテイクはありません。

複数クリップ範囲：複数のミュート解除されたテイクが重なり合っている場合、コンプクリップには重なり合うクリップの結合された波形またはMIDIデータを表示する複数クリップが自動的に表示されます。

 

関連項目：

基本的なコンピングのワークフロー

テイクの録音

テイクを試聴する

コンピング方法

スマートツールおよびコンピングツールを使用したコンピング

高速コンピング

クロスフェードの調整

コンプのファイナライズ

すべての未使用テイクと空のテイクレーンの削除

コンピング

 

関連項目：

テイクレーン