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WASAPI対応

SONARは、Windows 7や将来のWindowsオペレーティングシステムにおける新しいオーディオ標準である、WASAPI（Windows Audio Session API）に対応しています。

WASAPIの主な利点には次のようなものがあります。

コンシューマー向けオーディオデバイスとの互換性の向上

新しいWaveRTデバイスや従来のWindowsオーディオデバイスを含む、幅広いオーディオデバイスに対応。

ASIOドライバのないコンシューマー向けオーディオデバイスや、WDMでうまく動作しないデバイスが使用できる。

低いレイテンシでのオーディオデバイスへのアクセスを提供

Windows 7でのWASAPIの使用

WASAPIには、4つの操作モードがあります。SONARは、イベントシグナル化を使用して、オーディオプログラムに最適なWASAPIエクスクルーシブモードに対応しています。

SONARでWASAPIを使用するためには、オーディオデバイスにWindowsが正常に通信できるWDMドライバがあり、オーディオデバイスがエクスクルーシブモードで動作できる必要があります。

エクスクルーシブモードはWindows 7のデフォルト設定で、オーディオデバイスのタスクバーか、デバイスマネージャのプロパティ・ダイアログから設定できます。詳細については、ご使用のオーディオデバイスの説明書を参照してください。

エクスクルーシブモードでは、オーディオデバイスに排他的にアクセスします。他のプログラムは、オーディオデバイスをSONARと同時には使用できません。

ヒント：編集｜環境設定｜オーディオ｜オプションでバックグラウンド時にドライバを解放するを選択した場合、プログラムがWindowsのフォーカスを失うと、SONARはオーディオデバイスの制御を解放します。

WASAPIモードを有効にする

1.	編集｜環境設定｜オーディオ｜オプションを選択します。

2.	ドライバモードリストから、WASAPIを選択します。

3.	オーディオ｜デバイスの選択ページタブ（編集｜環境設定｜オーディオ｜デバイスの選択）を選択します。

4.	入力デバイスリストと出力デバイスリストから、使用する入力/出力ポートを選択します。

5.	OKをクリックして、環境設定ダイアログを閉じます。

 

関連項目：

WaveRT更新