AVIエンコーダオプションダイアログ

ビデオダイアログボックスのエンコードオプションボタンをクリックすると、AVIエンコーダオプションダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、ビデオとオーディオのコーデックを選択することができます。このダイアログボックスには次の項目があります。

ビデオコーデック

ビデオの圧縮フォーマットを選択します。以下の点にご注意ください。

リストには互換性のないコーデックが表示されていることがあります。互換性のないコーデックを選択した場合、エクスポート中にエラーが表示されます。

No Compressionを選択すると、インポートされているビデオファイルと同じコーデックが使用されます。

以下のコーデックについては互換性があることを確認しています。それぞれ圧縮の品質が異なります。

MJPEG Compressor

DV Video Encoder

Indeo Video 5.04

Intel I.263

Cinepak Codec by Radius

Microsoft Video 1

Microsoft RLE

以下のコーデックについては使用できないことが確認されています。

H.261

H.263

Intel 4:2:0 Video V2.50

MSScreen 9 encoder

MSScreen encoder

WMVideo Encoder DMO

WM9Video Encoder DMO

オーディオコーデック

 

メモ：マルチチャンネル、または24ビットのオーディオストリームとしてエクスポートするときは、No Compressionを選択してください。

以下のコーデックについては互換性があることを確認しています。お使いのコンピュータによってはこれ以外のコーデックも使用できることがあります。

CCITT - A Law

CCITT - U Law

DSP Group TrueSpeech

PCM （標準的な非圧縮形式）

GSM 6.10

IMA ADPCM

キーフレームレート

この欄は、ビデオコーデックの欄でNo Compressionを選んだ場合グレー表示されます。

メモ：現在タイムを頻繁に変更したり、ループ再生するようなケースでは、ビデオファイルに十分なキーフレームがあることを確認してください。ビデオの各フレーム（1コマ）の画像は、その直前のキーフレームをもとに生成されます。キーフレームレートは、ファイル > エクスポート > ビデオを実行して、新たなビデオファイルとしてエクスポートすることで変更できます。「Indeo Video 5.04」などの適切なビデオコンプレッサーを選択し、キーフレームレートパラメーターを1～5の数値に変更します。値1ではすべてのフレームがキーフレームになり、1より大きい値ではそれまでのフレームの後にキーフレームが挿入されます。

データレート

この欄は、ビデオコーデックの欄でNo Compressionを選んだ場合グレー表示されます。インターネット上での再生を目的として圧縮する場合、このファイルの再生を想定しているプレイヤーソフトの許容量を超えないようにデータレートを設定してください。

クオリティ

小さい値を指定すると転送速度が速くなり、大きい値を指定すると遅くなります。

AVI設定の変更

このチェックボックスをチェックすると保存ボタンをクリックしたときにプロパティダイアログが開きます。ここでは新しく作るAVIファイルについてさらに詳しく設定することができます。設定できるパラメーターは、Microsoft Direct Showの設定です。