ビデオのインポートダイアログ

ビデオのインポートによって、プロジェクトにAVI、MPEG形式等のビデオを挿入することができます。インポートされたビデオは、プロジェクトの再生に合わせてリアルタイムに表示されます。

ビデオビューには、現在タイムとビデオの映像が表示されます。ビデオビューで表示される映像は現在タイムと同期しており、ビデオの流れにランダムにアクセスすることができます。これにより、音楽やデジタルサウンドとビデオを簡単に合わせることができます。

ビデオウィンドウがアクティブになっているとき、キーボードショートカットを使ってフレーム単位でビデオを進めることができます。+/－キー、および左矢印（←）/右矢印（→）キーを押すと、ビデオが1フレーム前後に移動します。また、Ctrlキーと同時に押すと、5フレームずつ前後に移動します。［キーおよび］キーでも同じことができます。

ビデオビューを右クリックした時に表示されるメニューでは、タイム表示形式の設定、ビデオの表示サイズおよびストレッチのオプション、ビデオの始点タイムおよびトリミングタイムなどのオプションを設定することができます。プロジェクトのビデオおよびオーディオデータは、ファイル > エクスポート > ビデオのエクスポートコマンドで、新しいAVIファイルとして保存することができます。

メモ：ビデオデータは、プロジェクトファイル/バンドルファイルには保存されず、ビデオファイルの参照情報だけが保存されます。

ビデオのインポートを実行したときに表示されるダイアログには、次のオプションがあります。

表 260.  

オプション	内容
ファイルの場所	インポートするビデオファイルがあるフォルダを指定します。
ファイル名	インポートしたいビデオファイルの名前を指定します。その上のリストからファイルを選ぶとその名前が自動的にこの欄に入ります。
ファイルの種類	インポートするビデオファイルの種類を選択します。 メモ：DirectShowがインストールされている場合、QuickTime形式のビデオファイルを挿入することができないことがあります。このようなビデオファイルを読み込むには、MicrosoftのWebサイトから最新のビデオCodecsを入手する必要があるかもしれません。MicrosoftのWebサイトへアクセスして最新版のメディアプレイヤーをインストールすると問題を解決できる場合があります。
ファイル情報の表示	ビデオファイルのフォーマットタグ、オーディオのサンプリングレート、および長さが、オーディオサンプルと時間の両方で表示されます。
オーディオデータも読み込む	ビデオファイルに含まれるオーディオトラックを、映像といっしょにインポートします。これを行うには先に空のトラックを選択しておいてください。
モノトラックでインポート	ビデオファイルに含まれるオーディオの各チャンネルをモノのトラックとしてインポートします。
開く	選択したビデオファイルが（オプションの指定によりオーディオもいっしょに）プロジェクトに読み込まれます。

関連項目：

ビデオの再生とインポート/エクスポート

プロジェクトにビデオファイルをインポートする

プロジェクトからビデオを削除する

ビデオの再生を有効または無効にする

タイム表示形式を設定する