タブ譜の再構成ダイアログ

譜面ビューの編集メニューをクリックし、タブ譜の再構成を選択してタブ譜の再構成ダイアログを開きます。

タブ譜の再構成コマンドを使うと、トラックの選択範囲内の運指を、選択した方法に従って変更することができます。初期設定では、タブの表示にはフローティングと呼ばれるアルゴリズムが使われます。この方法では、フレットボード全体に音符を配置することができます。固定というアルゴリズムでは、運指の範囲と一番低い音がどのフレットにくるかを指定します。これにより特定の範囲内でタブを表示することになります。この方法では、運指が通常より狭い範囲に収まります。

タブ譜の再構成ダイアログには以下の設定項目があります。

トラック

選択されているトラックがリストで表示されます。タブ譜を再構成するトラックをこのリストで選択します。

方法

タブ譜を作成するときの方法を選択します。

固定：ネックのどの部分を使用するかを指定する方式です。フィンガースパンと最低フレットの2つのパラメーターで、どの範囲を使用するかを定義します。フィンガースパンでは、使うフレットの幅を指定します。たとえば、フィンガースパンを4に設定すると、すべての音符は、4フレット以内で演奏できるように表示されます。最低フレットは、フレットボード上のどの位置に運指の範囲で指定したフレットを表示するかを決めるものです。ダイアログ内のフレットボード表示に現れる赤色のボックスは、これら2つのパラメーターによって決められた範囲を示します。

フローティング：フレットボード全体に音符を表示できる方式です。

MIDIチャンネル：MIDIギターをモノモード使用するときなどのために、各弦に個別のMIDIチャンネルを割り当てます。最初のMIDIチャンネルで、MIDIギターで使用する連続する6つのMIDIチャンネルのうち、一番若い数字のMIDIチャンネルを指定します。MIDIギターが1～6チャンネルを使用するときは、「1」を入力します。

フィンガースパン

いくつの連続したフレットを使ってタブ譜を作成するかを指定します。通常は4です。

最低フレット

使用する最低フレットを決めます。

最初のMIDIチャンネル

MIDIギターで使用する連続する6つのMIDIチャンネルのうち、一番若い数字のMIDIチャンネルを指定します。

フレット数

タブ譜に表示させるフレット数を入力します。

チャンネル10を使用しない

運指のルールでMIDIチャンネルを選択しているときに指定できます。10チャンネルを使用しないMIDIギターを使用するときは、この項目にチェックを入れます。

 

関連項目：

タブ譜を再構成する

タブ譜

譜面ビュー

タブ譜の設定