ビデオのプロパティダイアログ

ビデオビューにあるビデオを右クリックして表示されるメニューから、ビデオのプロパティを選択するとビデオのプロパティダイアログが表示されます。このダイアログには、以下のタブがあります。

ビデオ設定タブ

ビデオ設定タブには、ビデオの再生タイミングに関する以下の設定項目があります。

クリップ：ファイル名が表示されます。

開始タイム：ビデオの再生開始タイムを指定します。たとえば、3小節目からビデオの再生を開始する場合、開始タイムフィールドに3と入力してください。

メモ：現時点では、ビデオクリップの開始タイムの調整はDirectShowビデオエンジンを使用している場合にのみサポートされ、Media Foundationビデオエンジンの使用時にはサポートされません。ビデオエンジンを変更する方法については、デフォルトのビデオエンジンを指定するを参照してください。

トリムインタイム：ビデオファイルの途中からビデオを再生するときに、ビデオ再生を開始する時点をビデオファイルの時刻（SMPTE形式）で入力します。たとえばビデオの10秒目以降のみ再生するときは、トリムインタイムに00:00:10:00と入力します。

トリムアウトタイムの変更方法：ビデオファイルの最後に空白や不要な部分がある場合、ビデオの再生を停止したいところでタイムを入力（時：分：秒：フレーム形式）します。

情報タブ

情報タブには、ビデオファイルの各種の情報が記載されています。詳細ボタンをクリックすると、さらに詳しい情報を見ることができます。

レンダリングタブ

レンダリングタブには、ビデオファイル再生時の動画レンダリング品質を設定する項目があります。ここでの設定は、ビデオビューでの再生画質のみに反映され、ビデオのエクスポート品質は左右されません。

このタブには、以下の項目があります。

プレビューモード：この項目をオンにするとプレビュー画質（粗い画質）で再生されますが、処理能力の低い環境でもスムーズな動画が得られます。

フレームレート：再生時のフレームレートを設定します。処理能力の低い環境では、低いフレームレートに設定することで、多くのCPUパワーをビデオ以外のオーディオやMIDIの処理に使用することができます。

ビデオサイズ：再生するビデオのフレームの大きさを指定します。

初期設定に戻す：上記3つの設定が初期値に戻ります。

メモ：現時点では、レンダリングの設定はDirectShowビデオエンジンを使用している場合にのみサポートされ、Media Foundationビデオエンジンの使用時にはサポートされません。ビデオエンジンを変更する方法については、デフォルトのビデオエンジンを指定するを参照してください。

 

関連項目：

ビデオの再生とインポート/エクスポート