プロパティインスペクタ > バスのプロパティ

バスのプロパティインスペクタでは、名前を入力し、オートメーション記録モードおよびタイムベースを指定して、バスに関する説明を入力することができます。

図277. バスのプロパティインスペクタでは、選択されたバスの設定を指定できます

A： インスペクタのドッキング解除 B： バスのプロパティインスペクタの表示/非表示 C： バス名 D： オートメーション記録モードおよびタイムベース E： 説明

バスのプロパティインスペクタの表示/非表示を切り替える

トラックビューでバスをクリックし、インスペクタ表示部の上部にあるバスボタンをクリックするか、Ctrl+Shift+Iキーを押します。

図278. バスタブをクリックして、バスのプロパティインスペクタを表示します

 

メモ：アクティブなチャンネルストリップがトラックの場合、トラックプロパティタブのラベルには、バスではなくトラックと表示されます。

バスのプロパティインスペクタには、次のセクションがあります。

プロパティセクション

トラック名：選択されたバスに名前を付けます。

オートメーションセクション

タイムにロック：このセクションで2つのオプションから1つを選択し、テンポを変更したときにオートメーションがどうなるかをコントロールします。

小節：拍：バスは小節：拍に設定され、オートメーションの小節：拍：ティックの位置はそのままで、絶対時間位置が移動します。

実時間：バスが実時間タイムベースに設定されている場合、絶対位置はそのままで、小節：拍：ティックの位置が移動します。

記録モード：オートメーションの記録モードを選択できます。

操作時のみ：録音待機になっているパラメーターについては、そのパラメーターがマウスまたはMIDIコントローラを使用して移動された場合のみ、既存のオートメーションデータが上書きされます。パラメーターを放すと、オートメーションの記録が停止し、パラメーターは元のオートメーションの位置に戻ります。

上書き：トランスポートの進行中に、録音待機になっているパラメーターについては、そのパラメーターにタッチしなくても、既存のオートメーションデータが上書きされます。

ラッチ：ラッチモードはタッチモードに似ています。コントローラを移動すると、新しいオートメーションデータによって、既存のオートメーションデータが上書きされます。ただし、パラメーターを放したとき、そのパラメーターは現在の位置に「ラッチされた」ままとどまり、再生が停止するまで、既存のオートメーションデータの上書きが続行されます。

説明セクション

説明：選択されたバスに関するコメントまたは説明を入力します。

 

関連項目：

プロパティインスペクタ > クリップのプロパティ

プロパティインスペクタ > トラックのプロパティ

インスペクタ