SONAR LE Documentation is based on the full version of SONAR. Some screenshots, folder paths, features and other references may differ from your installation.

SONARの起動

SONARを起動するにはいくつかの方法があります。

デスクトップのSONARアイコンをダブルクリックする。

スタート・ボタンをクリックし、表示されるメニューからすべてのプログラム｜Cakewalk｜SONAR X3（Producer Edition、Studio Editon、またはEssential Editon）｜SONAR X3（Producer Edition、Studio Editon、またはEssential Editon）を選択する。

スタート・ボタンをクリックし、マイドキュメントなどからSONARのプロジェクトを選択する。

Windowsのエクスプローラや検索メニューから、SONARのプログラムアイコンやSONARで作成したファイルをダブルクリックする。

SONARが起動すると、クイックスタート・ダイアログが表示されます。

クイックスタート・ダイアログ

クイックスタート・ダイアログにはいくつかの項目があります。

 

オプション	使い方
プロジェクトを開く	ファイルを開くダイアログを表示して、開くプロジェクトファイルを選択します。
最近使ったプロジェクトを開く	リストからプロジェクトを選択し、ボタンをクリックしてファイルを開きます。
新規プロジェクトの作成	クリックして新規プロジェクトを開きます。
はじめてみましょう	ここをクリックすると、ヘルプファイルのはじめてみましょうトピックが表示されます。表示されるトピックには、用語集や基本操作へのリンクがあります。

毎回クイックスタート・ダイアログを表示したくない場合には、ダイアログの下部にある「起動時にこの画面を開く」のチェックを外してから閉じるボタンをクリックします。クイックスタート・ダイアログは、メニューからヘルプ｜クイックスタートで開くことができます。

 

設定の継承

以前のバージョンのCakewalk/SONARシリーズがインストールされている場合には、SONARはそれを検出し、（複数検出された場合にはその中の1つから）設定を継承するかどうかを尋ねるダイアログを表示します。

設定を継承する場合、SONARは以前のバージョンから以下の設定を継承します。

設定	説明
グローバルオプション	環境設定ダイアログのグローバル設定。編集｜環境設定を選択して開きます。
キーバインド	MIDIキーボードやコンピューターのキーボードからSONARをコントロールする際のショートカットキーです。
インストゥルメント定義	特定のMIDI機器をコントロールするのに使用されるファイルです。
オーディオフォルダとピクチャーフォルダの場所	以前のバージョンがプロジェクトのWAVファイルとその波形イメージを保存するのに使用していたオーディオフォルダとピクチャーフォルダを引き続き使用します。

オーディオデバイスの確認

SONARの初回起動時には、自動的にオーディオデバイスの確認ユーティリティが実行されます。オーディオデバイスの確認ユーティリティは、お使いのオーディオデバイスにとって適切なMIDIとオーディオのタイミングを決定し、SONARがそのカードを使用する際に参照するファイルに設定を書き込みます。オーディオデバイスの確認ユーティリティでは、オーディオデバイスのDMA、IRQ、ポートアドレスは変更されません。オーディオデバイスの確認ユーティリティは、SONARの初回起動時に自動的に実行されます。

WDMドライバを使用するオーディオデバイスを検出したときには、サンプリングレート、ビット数に応じた、最適なバッファサイズを設定します。新しいオーディオデバイスまたはドライバをインストールする場合にオーディオデバイスの確認を実行することができます。これは、SONARで編集｜環境設定｜オーディオ｜デバイスの設定を選択し、オーディオデバイスの確認ボタン（ASIOオーディオデバイスを使用している場合はASIOパネルボタン）をクリックして実行できます。

オーディオデバイスの確認、WDM、MMEの詳細については、オーディオデバイスの確認ユーティリティを参照してください。

オーディオデバイスの確認ユーティリティによってお使いのカードが検出された場合には、デフォルトの設定のまま使用してください。

メモ：新しいオーディオデバイスやドライバをインストールした場合など、手動でオーディオデバイスの確認ユーティリティを実行する場合は、編集｜環境設定｜オーディオ｜デバイスの設定コマンドを実行し、オーディオデバイスの確認をクリックします。新しいオーディオデバイスやドライバをインストールした場合など、手動でオーディオデバイスの確認ユーティリティを実行する場合は、編集｜環境設定｜オーディオ｜デバイスの選択コマンドを実行し、オーディオデバイスの確認をクリックします。

MIDIデバイスの設定

SONARの初回起動時には、コンピューターにインストールされているMIDIデバイスが確認されます。しかし、使用するMIDIデバイスをSONARで設定する必要がある場合もあります。接続しているMIDIキーボードから音が出ない場合や、使用するMIDIデバイスを変更したい場合などは、以下の手順で設定を行います。

編集｜環境設定｜MIDI｜デバイスの選択デバイスの選択を開き、SONARで使用するMIDI入力デバイス、MIDI出力デバイスを選択します。リストにはインストールされているMIDI入出力ドライバが表示されます。編集｜環境設定を選択して環境設定ダイアログを開き、MIDI｜デバイスの選択をクリックします。MIDIインプットとMIDIアウトプットで使用するMIDIデバイスを選択できます。

MIDI｜デバイスの選択セクション

1.	ダイアログの右側には、MIDI出力デバイスが表示されます。SONARでは、表示されたMIDI出力デバイスは上から順番に1、2、と番号を付けて管理されます。

2.	出力デバイスの欄で、使用するMIDI出力デバイスを1つだけクリックしてから選択したデバイスをトップへ移動ボタンをクリックして順番を変更します。使用するMIDI出力デバイスはすべてチェックされた状態にします。

ヒント：編集｜環境設定｜MIDI｜デバイスの選択でMIDI出力デバイスを必ず選択してください。これを行わないと、SONARで曲を再生した場合MIDI機器から音が出ません。ソフトウェアインストゥルメントのみを使用する場合は、MIDI出力デバイスを有効にする必要はありません。

MIDI｜デバイスの選択を参照してください。

ドライバを変更した後でMIDIデバイスを使う

ドライバを追加したり、削除したりした場合、SONARは以下の様に振舞います。

ドライバを削除すると、SONARは次回起動時以降そのデバイスを使用しなくなります。編集｜環境設定｜MIDI｜デバイスの選択で選択した他のデバイスは、選択された状態のまま残ります。

ドライバを追加しても、SONARでは自動的に使用できる状態になりません。編集｜環境設定｜MIDI｜デバイスの選択コマンドを実行して、リストから新しいドライバを選択してください。

メモ：ドライバを追加/削除した場合は、Windowsを再起動するまで設定は有効になりません。

インストゥルメント定義の設定

MIDI入出力デバイスを選択すると、SONARは初期設定ではGMのインストゥルメント定義を使用してMIDIの再生を行います。GM対応以外のシンセサイザーやMIDI機器を使用している場合には、インストゥルメント定義の設定を行う必要があるかもしれません。詳細については、インストゥルメント定義を参照してください。