Cakewalk // Documentation // SONAR // クリップのエクスポート機能の強化
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新機能

オーディオのエクスポートダイアログに、新しいソースの種類オプションとしてクリップが追加されました。このオプションを使用すると、SONARの単一タスクで個々のオーディオクリップをエクスポートすることができます。既存のすべてのミックス項目設定が適用されます。
2.
ファイル > エクスポート > オーディオを選択して、オーディオのエクスポートダイアログを開きます。
3.
ファイルの場所フィールドを使用して、出力先のフォルダを選択します。
4.
ソースの種類フィールドで、クリップを選択します。
5.
ファイル名フィールドでファイル名を指定するか、デフォルトの[クリップ]設定を使用します。SONARの初期設定では、エクスポート先ファイル名には既存のクリップ名が使用されます。複数のクリップをエクスポートする際には、次のファイル命名規則が使用されます。
*
クリップ名が割り当てられていない場合、エクスポートされたファイルの名前に「無題クリップ」が使用されます(「無題クリップ.wav」など)。
*
名前が重複した場合には、自動的にサフィックスが付きます(「無題クリップ(1).wav」、「無題クリップ(2).wav」、「無題クリップ(3).wav」など)。
*
ファイル名フィールドで名前を指定した場合は、その名前がプレフィックスとして使用され、その後にコンマと実際のクリップ名が続きます(「Myclips, Record1.wav」など)。
6.
ファイルの種類ドロップダウンリストから、目的のファイル形式を選択します。
7.
ミックス項目フィールドで、エクスポート時に含める要素を選択します。
8.
オーディオのエクスポートダイアログのセッティングを保存するときは、プリセット欄に名前を入力して、保存ボタンをクリックします。
9.
エクスポートをクリックします。
エフェクトのテイルとは、ソースが止まった後に続く残響または信号の遅延を指します。プロジェクトで、トラックまたはクリップのプラグインエフェクト(リバーブやディレイなど)を使用している場合は、エフェクトのテイルが正しく収まるように、エクスポートするクリップの長さを延長する必要があります。初期設定では、エクスポートするクリップの長さは元のクリップと同じであり、エフェクトのテイルが途切れる可能性があります。
エクスポートする各クリップに、指定した長さの時間を自動的に追加することもできます。エフェクトのテイルが収まるように、エクスポートするすべてのクリップに追加する時間の長さを指定するには、編集 > 環境設定 > ファイル > オーディオデータで、クリップ終端の延長時間のグローバル値(秒単位)を指定します。この値は、トラックに挿入したディレイ、リバーブ、またはそれ以外のエフェクトに対応する十分な長さにしてください。
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