Drum Replacerの機能強化（Platinumのみ）

Drum Replacerの更新では、多数の強力な機能が加わっています。

ユーザートリガー

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デフォルトでは、トランジェントがスレッショルドを表す水平ラインを超えるとトリガーが発生します。自動的に検出された"ヒット"は、オレンジ色のトリガーポイントとして表示されます。

検出されたトリガーポイントに加えて、独自のトリガーポイントを任意の位置に挿入できます。ユーザートリガーは、検出されたトリガーポイントの下の行に、黄色のトリガーポイントとして表示されます。

ユーザートリガーを追加する：検出されたトリガーの下の行をクリックします。ユーザートリガー間での最小の間隔は、インターバルコントロールによって決まります。

ユーザートリガーを削除する：ユーザートリガーを右クリックします。

隣接する複数のユーザートリガーを削除する：ユーザートリガーを右クリックし、ドラッグします。

ユーザートリガーのベロシティを指定する：黄色のユーザートリガーをクリックし、上下にドラッグします。ドラッグ操作中に、現在のベロシティ値が表示されます。

A：自動的に検出されたトリガー（オレンジ色） B：ユーザートリガー（黄色） 

ユーザートリガーは、次のようなさまざまな場合に便利です。

元のソース素材にはないヒットを追加する場合。

スレッショルドの設定全体を変更することなく、スレッショルドレベル未満のヒットを追加する場合。

自動的に検出されたトリガーのオフセットを設定する場合。この際、自動的に検出されたマーカーをクリックして無効にし、新しいユーザートリガーを任意の場所に挿入します。

サンプル再生のオフセット

サンプルの先頭は、常に実際のヒットに対応しているわけではありません。たとえば、リバーススネアのサンプルでは、サンプルが終わりに近づくとメインのヒットが発生します。

サンプルの開始タイムをオフセットし、サンプルのどの部分がトリガーポイントに対応するかを指定できます。

サンプル波形の上にある縦線は、トリガーマーカーに基づいてサンプルのどこが再生されるかを表しています。サンプル再生のオフセットを設定するには、任意の位置まで縦線をドラッグします。前方に動かすと再生が遅れ、後方に動かすと再生が早まります。ドラッグ操作中、縦線の下にオフセットの値（ミリ秒）が表示されます。

FLACサンプル対応

.wav、.aif、.aiff、.ogg、および.sfzファイルに加え、FLACオーディオを参照するための.flacサンプルファイルや.sfzファイルも使用できます。詳細については、置き換え用サンプルを読み込むとを参照してください。詳細については、

ツールチップ

スレッショルド、ダイナミクス、アウトプット、パン、オフセットコントロールではツールチップが表示されます。

MIDIノート範囲の拡張

割り当て可能なMIDIノートの範囲が、MIDIノート35～53に拡張されました。詳細については、プラグインシンセをトリガーするとを参照してください。詳細については、プラグインシンセをトリガーするを参照してください。

以下のMIDIノートを割り当てることができます。

35：Kick 2

36：Kick 1

37：Side Stick

38：Snare 1

39：Clap

40：Snare 2

41：Low Tom 2

42：Closed Hat

43：Low Tom 1

44：Pedal Hat

45 : Mid Tom 2

46：Open Hat

47：Mid Tom 1

48：High Tom 2

49：Crash 1

50：High Tom 1

51：Ride 1

52：China

53：Ride Bell

フィルター無効

フィルターコントロールの最小値が16Hzからオフへ変更され、フィルターを無効にできるようになりました。この状態ではフィルターは適用されないため、すべての周波数がヒット検出と見なされます。

波形のコントラスト改善

波形の背景が暗くなり、コントラストが改善されました。

 

関連項目：

Drum Replacerエディター

Drum Replacerの使用

Region FXの使用

新機能