1.
使用するガイドトラックを右クリックし、ポップアップメニューからデフォルトのVocalSyncガイドトラックに設定を選択します。
VocalSyncエディターの<ガイドを選択>ドロップダウンリストから、使用するガイドトラックを選択します。
2. VocalSyncで処理するオーディオ範囲またはクリップを選択します。タイムライン上の範囲を選択するには、スマートツール または選択ツール を使用して、クリップの下半分をドラッグします。クリップを選択するだけでクリップ全体を選択できます。詳細については、クリップの選択を参照してください。
3.
VocalSync Region FXクリップを右クリックして、Region FX > VocalSync > エディターを起動を選択します。
Region FXクリップアイコンをクリックし、ポップアップメニューからエディターを起動を選択します。ダブ/ガイドのハイブリッド波形を表示しない場合は、トラックビューの表示メニューをクリックし、表示をポイントして、VocalSyncハイブリッドクリップを表示をオフにします。VocalSyncハイブリッドクリップを表示の設定に関係なく、VocalSyncエディターが開いている場合はハイブリッド波形が常に表示されます。
4. VocalSyncエディターで、目的の結果が得られるまでガイドの強さコントロールを調節します。ガイドの強さコントロールを調節すると、必要量のタイムストレッチまたは圧縮が、その場でダブオーディオに使用されます。クリップの上半分に表示されているダブオーディオの波形が、ガイドトラックの波形を基準とし、ストレッチの変化を反映して動きます。
5. 結果に満足したら、レンダリングボタンをクリックしてストレッチをコミットし、高音質オフラインレンダリングモードを使って結果をレンダリングして、新しいオーディオクリップを作成します。図479. VocalSyncタイミングガイドトラックを指定するには、次のいずれかを実行します。
使用するガイドトラックを右クリックし、ポップアップメニューからデフォルトのVocalSyncガイドトラックに設定を選択します。
VocalSyncエディターの<ガイドを選択>ドロップダウンリストから、使用するガイドトラックを選択します。
メモ:デフォルトのVocalSyncガイドトラックに設定では、デフォルトのガイドトラックを指定します。ただし、VocalSyncエディターでは、個々のVocalSyncクリップにガイドトラックを割り当てることもできます。
1. ガイドトラックに合わせるオーディオ範囲またはクリップを選択します。タイムライン上の範囲を選択するには、スマートツール または選択ツール を使用して、クリップの下半分をドラッグします。クリップを選択するだけでクリップ全体を選択できます。詳細については、クリップの選択を参照してください。
2. 次のいずれかを実行します。
VocalSyncエディターを開くには、次のいずれかを実行します。
VocalSync Region FXクリップを右クリックして、Region FX > VocalSync > エディターを起動を選択します。
Region FXクリップアイコンをクリックし、ポップアップメニューからエディターを起動を選択します。
2. 目的の結果が得られるまでガイドの強さコントロールを調節します。微調整を行うには、Shiftキーを押しながらコントロールを調節します。ガイドの強さコントロールを調節すると、必要量のタイムストレッチまたは圧縮が、その場でダブオーディオに使用されます。クリップの上半分に表示されているダブオーディオの波形が、ガイドトラックの波形を基準とし、ストレッチの変化を反映して動きます。
ヒント:オーディオトランジェントがどのようにストレッチまたは圧縮されているか確認するには、トラックの編集フィルターをオーディオのトランジェントに変更します。赤色のセグメントは圧縮されており、青色のセグメントはストレッチされています。黒色のセグメントは加工されていません。
2. NFボタンをクリックして、NFの強さつまみを表示します。
3. NFの強さつまみを調節します。これはオーディオノイズゲートではなく、クリップで検出されるオンセットの数をコントロールする機能です。一般的に、値を小さく調整する方が良い結果になります。NFの強さつまみを放すと、SONARにより、現在のNFの強さ設定に基づいて、VocalSync領域の再分析が自動的に行われます。
4. ガイドの強さつまみに戻るには、NFボタンを再度クリックします。
5. 必要に応じて、ガイドの強さつまみを調節します。図481. VocalSyncエディターAudioSnapセクションには、選択したクリップの現在のオンラインおよびオフラインレンダリングモードが表示されます。複数のレンダリングモードを持つクリップを選択した場合は、オンラインレンダリングリストおよびオフラインレンダリングリストに(Multi)と表示されます。
4.
オンラインレンダリング:リアルタイム再生中にストレッチアルゴリズムが使われます。レンダリングモードの詳細については、アルゴリズムとレンダリングを参照してください。選択可能なオプションは次のとおりです。
デフォルト:デフォルトのグルーブクリップアルゴリズム(グルーブクリップファイルのストレッチに使用されるアルゴリズムと同じ)を使用します。デフォルトのオンラインレンダリングモードの指定については、新しいVocalSyncクリップにデフォルトのレンダリングモードを指定するを参照してください。
グルーブクリップ:伸びのあるボーカルサウンドに最適です。パーカッションレンダリングモードより処理能力を要さず、より高速に動作します。
パーカッション:パーカッシブなボーカルには、グルーブクリップレンダリングモードより適しています。
メモ:オンラインレンダリングモードは、再生中のプレビューのみを目的としたものです。最終的なオーディオの品質は、ミックスダウン/エクスポート時にオフラインレンダリングモードを適用することで大幅に向上します。
オフラインレンダリング:VocalSyncオーディオをエクスポートまたはフリーズするときのアルゴリズムを選択できます。デフォルトのRadius Solo(Vocal)アルゴリズムはほとんどの声に適していますが、さまざまなアルゴリズムを試して、その声に最適なオプションを見つけることをお勧めします。選択可能なオプションは次のとおりです。
デフォルト:Radius Solo(Vocal)を使用します。デフォルトのオフラインレンダリングモードの指定については、新しいVocalSyncクリップにデフォルトのレンダリングモードを指定するを参照してください。
Radius Mix:ポリフォニックでステレオのデータが含まれているクリップに最適です(ただし、VocalSyncでは、このタイプのソース素材はあまり使用されません)。
Radius Mix Advanced:Radius Mixと同様ですが、保護の詳細度を調節するスムーススライダーが表示されます。
Radius Solo:モノフォニックでソロのインストゥルメントが含まれているクリップに主に使います。
Radius Solo(Bass):ソロベースインストゥルメントが含まれているクリップに主に使いますが、低音のボーカルにも適している可能性があります。
Radius Solo(Vocal):一般的に、ノーマル音域のソロボーカルが含まれているクリップに最適です。
オンラインと同じ:オンライン欄と同じ選択を使います。デフォルトでは、VocalSyncクリップにはAud.iniで定義されているデフォルトのオンライン/オフラインレンダリングモードが継承されます。デフォルトのレンダリングモードを指定するには、次の手順を実行します。
1. 編集 > 環境設定 > オーディオ > 設定ファイルを選択します。
2. 構成設定の設定ファイルの編集をクリックします。Aud.iniファイルがWindowsのデフォルトのテキストエディタで開きます。
3. Aud.iniで、DefaultVocalSyncOfflineStretchMethodまたはDefaultVocalSyncOnlineStretchMethod という新しいエントリを追加し、値を7に設定します。次に例を示します。
4. Aud.iniファイルを保存し、Windowsのテキストエディタを閉じます。
5. 変更の適用をクリックして、最新のオーディオ構成設定をAud.iniから再び読み込みます。
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