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SONARをMIDIクロックのマスターにする

SONARをMIDIクロックのマスターとして使用する場合、編集｜環境設定｜プロジェクト｜MIDIで、いくつかの項目を設定できます。

 

オプション	機能
MIDIスタート/コンティニュー/ストップ/クロック送出	このオプションをオンにすると、MIDIクロックと、再生、停止、コンティニューの各コマンドを送信するようになります。
コンティニューを使用しない	外部のリズムマシンを使用して繰り返しのドラムパターンやループを再生する場合、常にループの始点からドラムのパートを再生したい場合があるでしょう。この項目をチェックすると、SONARは、再生を開始したとき、たとえプロジェクトの途中であってもすべてのスレーブにスタート・メッセージを送出します（通常、SONARはプロジェクトの途中で再生を始めるとコンティニュー・メッセージを送出します）。
MIDIソングポジションポインタ（SPP）送出	この項目がチェックされている場合、SONARは再生を開始または続行する前にSPPメッセージを送出します。前述のようにリズムマシンを使用する場合は、この項目を無効にした方がよいでしょう。
コンティニュー送出までのディレイ	古い型式のMIDI機器のなかには、SPPメッセージに応答するのに少し時間を要するものもあります。この項目は、SPPメッセージを送出した後にSONARをディレイさせ、スレーブに応答する時間を与えるためのものです。ディレイの単位は、18分の1秒です。18分の1秒のディレイを設定するには1を入力し、18分の2秒のディレイを設定するには2を入力し、1秒のディレイを設定するには18を入力してください。
MIDIクロックの出力ポート	MIDIクロックを出力するMIDIポートを指定します。

SONARをMIDIクロックのマスターにする

1.	MIDIクロックを受信できるよう外部MIDI機器を設定します。

2.	編集｜環境設定｜プロジェクト｜MIDIを選択します。

3.	MIDIスタート／コンティニュー／ストップ／クロック送出をチェックします。

4.	ごく一部のアプリケーションを使用している場合を除いて、MIDIソングポジションポインタ（SPP）送出をチェックします。

5.	リズム・マシンを使って繰り返しパターンやループを再生する場合は、コンティニューを使用しないをチェックし、MIDIソングポジションポインタ（SPP）のチェックを外します。

6.	MIDIクロックの出力ポート欄で、MIDIクロックを出力したいMIDI出力ポートにチェックを入れます。

7.	OKをクリックします。

以降、SONARの再生/録音を行うことによって外部MIDI機器の再生もコントロールすることができます。