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クリップのスリップ編集

スリップ編集と呼ばれる操作を使用して、クリップをトリミングすることができます。スリップ編集は、楽曲の位置を変更せずにクリップの始めまたは終わりを別の場所に「ロールアウト」することができます。クリップは、オーディオまたはMIDIのフレーズを視聴可能にする「ウィンドウ」であると想像してみてください。このウィンドウの大きさを変更して、見えるデータを小さくすることができます。見えない箇所はプロジェクト再生の際に音が出なくなります。データは引き続き存在するので、クリップをスリップ編集することで「ウィンドウ」を広くすることができます。見えるデータは音が出ます。

コントロールバーでスマートツール またはエディットツール を選択してスリップ編集を有効にします。

ここで、クリップの左または右端をポイントするとカーソルの形が変わり、クリップの端を新しい場所にドラッグできます。

クリップのフェード

スマートツール またはエディットツール を使用して個々のクリップをフェードすることもできます。クリップの左上をドラッグしてフェードインを作成します。クリップの右上をドラッグしてフェードアウトを作成します。

フェードの特性を変更するには、既存のフェード端を右クリックしてポップアップ・メニューから目的のフェードタイプを選択します。

 

ヒント：スリップ編集では、クリップのフェードを比例的に移動するか、元のフェードの位置を保持するかを選択することもできます。フェードの位置を移動するには、スリップ編集時にクリップの端の上3/4の部分をクリックします。フェードの位置を保持するには、スリップ編集時にクリップの端の下1/4の部分をクリックします。Altキーを押しながらスリップ編集して、クリップのフェードを移動することもできます。

このチュートリアルでは、録音データをうまく整理してすばらしいサウンドのプロジェクトに仕上げるための様々なツールの使用方法を紹介します。次のステップであるミキシングは、チュートリアル7：ミキシングおよびエフェクトの設定で説明します。

 

関連項目：

選択

クリップの移動

クリップの分割

元に戻す、やり直し

 

関連項目：

チュートリアル1：プロジェクトの作成、再生、および保存

チュートリアル2：ブラウザビューの使用

チュートリアル3：ボーカルおよび楽器の録音

チュートリアル4：ソフトウェアインストゥルメントの再生および録音

チュートリアル5：楽譜の編集

チュートリアル7：ミキシングおよびエフェクトの設定

チュートリアル8：ビデオの編集

チュートリアル9：エクスポート、CDへの書き込み、および共有